【本記事本文3037字】
さかのぼること数日前のある日の仕事終わり。
珍しく子供たちが起きている時間に帰宅すると、幼稚園児の長男が駆け寄ってきて私の膝の上に座りました。
私が
「重くなったなぁ」
と言うと、長男は
「うん、めっちゃおっきくなってんねんで!!見る?」
と言って幼稚園のカバンへ。
ん?
と思って見ていると、ゴソゴソとカバンから取り出したのは連絡帳。
それを私に手渡します。
そこに記されている毎月の身体測定の結果から、毎月着実大きくなっている。そして、日付から、まさに今日、測定日だったことも分かりました。
「大きくなったんや」「あんなにちっちゃくて泣いてばかりやったのに」
と思うと同時に、わけもわからず幼稚園へ通い、会話もままならなかった長男が、連絡帳がカバンに入っていて、その連絡帳には自分の体重や身長が載っていて、今日幼稚園で測定をし、それを私に見せようと思った一連の言動にとても大きな成長を感じ、心身ともに着実に大きくなっているんだなと思うと、グッと来るものがありました。
ただの親バカ話ですいません。笑
こんなことがきっかけで、今後、近いうちに海外へ行くこともできそうだななんて考えた次第です。
ところで、そんな我が家のパスポート事情といえば、私も妻も、パスポートは持っていましたが、ともに一度スタンプを押してもらっただけで、数年前に失効しました。
私の海外経験はそんなもんです。
ですので、当然2人の子供たちもパスポートなんて持っていません。
ところが、事情が変わりました。
陸マイラーとしてポイントサイトをフル活用し、着実にマイルが貯まってきています。
実際に貯まってくると、家族で海外に行きたくなってきました。
皆さんの旅行記を見てより強くそう思いました。
陸マイラーとは↓↓
よし、家族4人分パスポートを取ろう。
ということで、備忘録として手続きの流れと費用を記して残しておきます。
特に、私にとって、子供のパスポートなんて費用は未知の世界です。
パスポートの種類
パスポートの種類には、5年間有効の紺色と10年間有効の赤色のものがあります。
20歳以上の人は5年と10年どちらでも申請できますが、20歳未満が申請できるのは5年間有効のパスポートのみなので覚えておきましょう。
そして、パスポートは申請から交付までは、概ね1週間くらいかかります。
必要書類
これは大人も子供共通です。
・一般旅券発給申請書1通
パスポートセンターの他、各市区町村役場にも置いてある場合もあります。5年有効用と10年有効用の2種類がありますので、よく確認してから記載する必要がありますね。
・戸籍謄本又は戸籍抄本1通
6か月以内に発行された謄本又は抄本が必要です。戸籍謄(抄)本は、本籍地のとなっている市区町村役場で取得できます。
・証明写真1枚
6か月以内に撮影されたものが必要です。申請書に貼らずに持っていく方が無難ですかね?パスポートの写真は重要で、規格に合ったものでないと受け取ってないらしいです。規格は縦4.5cm×横3.5cmです。裏面には申請者の氏名を記入しましょう。
・身分証明書
運転免許証、健康保険証、年金手帳、学生証など本人と分かるもの。
子供の身元確認に必要な書類については、各都道府県で若干異なるので、申請する旅券窓口に事前に必ずお問い合わせください。
・前回取得したパスポート
初取得であればもちろん不要です。
料金一覧表
申 請 の 種 類 | 収 入 印 紙 | 各都道府県証紙 | 合 計 |
10年旅券(20歳以上) | 14,000円 | 2,000円 | 16,000円 |
5年旅券(12歳以上) | 9,000円 | 2,000円 | 11,000円 |
5年旅券(12歳未満) | 4,000円 | 2,000円 | 6,000円 |
記載事項の訂正 | 700円 | 200円 | 900円 |
査証欄の増補 | 2,000円 | 500円 | 2,500円 |
申請場所
基本的には、各都道府県の申請センターに行って申請する必要がありますが、近年、このパスポート発給事務が市町村へ権限移譲(そもそもは国の権限だった気がします。)がなされおり、わざわざ遠方の都道府県の申請センターに行かずとも、市町村で申請することも可能の場合があります。
我が大阪府でも多くの市で申請が行えるようになっています。
以下のリンクから、大阪府下のどこの市町村で申請できるかが記載あります。
ただ、権限移譲といっても、市町村で申請した場合でも、申請書類を都道府県へ回付(閲覧)するためか、都道府県の申請センターで申請するよりも取得日数が多くかかる場合が多いです。
大阪府の場合は、府の申請センターで申請すると、受け取りまで6日、市町村で申請すると、受け取りまで10日程度かかるそうです。
子供パスポートの注意事項
・年齢は、「年齢計算に関する法律」(明治35年法律第50号)により決まります。この法律によれば、年齢は誕生日の前日に1歳加算され、12回目の誕生日の前日に12歳となります。そして、上記費用一覧のとおり、この12歳以上か未満かで費用が変わってきます。
・申請書の「申請者署名」と「所持人署名」欄へのサインが必要ですが、「所持人自署」の欄に子供の名前を書いて、その下に「母代筆」や「父代筆」と記載します。
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例
枚方太郎
枚方 陸(父)代筆
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うちの子は、象形文字のようなひらがなで名前を書いていますが、ちゃんと漢字で書けるようになるのは小学生にあがってからでしょうね。ちなみに、実際の旅行に代理署名した人が必ずしも同行する必要はもちろんありません。
・申請書裏面の「法定代理人署名」欄に親権者または後見人が必ず署名します。
・パスポートの受け取りには本人が行く必要があり、子供を連れていく必要があります。受け取りの時に本人確認として生年月日を聞かれますが、小さいお子さんであれば、親が代理で答えてOKです。
※パスポートは代理申請はできますが、不正を防ぐため、パスポートの受取りは代理人ではできません。
まとめ
ここまで書きましたが、申請自体は、戸籍謄本や証明写真等、必要書類等を揃えれば大したことはありませんね。ただ、我が家の暴れん坊将軍とじゃじゃ馬娘を見ると、証明写真が一番の難関だと思料します。
実際、街角の証明写真の機械で撮ると、何度も取り直すはめになって、料金もかさみ、心が折れそうなので、自宅で撮って、プリンターで印刷というのが一番効率が良さそうな気がします。
実際に子連れで海外旅行に行くのはしばらく 先になりそうですが、取得までに時間を要することと、大阪府の場合は、申請は平日しかできないので、できるうちに早めに取得しておこうと思いました。
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