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平成30年11月10日更新
BAマイルとは、イギリスの航空会社「ブリティッシュエアウェイズ」のマイルです。
イニシャルから通称「BAマイル」と呼ばれています。
ANAのANAマイル、JALのJALマイルと同じですね。
ところで、このBAマイルは「非常に使い勝手がいい」、というのは陸マイラーの間では有名な話です。
今回、実際に、BAマイルを使ってJALの国内線特典航空券を発券し、
①伊丹⇆羽田を私が往復利用
②伊丹⇆大分を母が往復利用
でJALの国内線に搭乗しました。
実際に予約し、搭乗することで、特に便利でメリット感じたのは、
- 必要マイルが少ない
- 直前発券も可能
という2点です。
(なお、ブリティッシュエアウェイズのマイレージプログラム上、BAマイルの単位は『Avios(アビオス)』といいますが、本記事では便宜上、マイルと表記します。)
【目次】
- 伊丹⇆羽田往復で9000マイル
- BAマイルを使った予約はBAサイトで
- 座席指定はJALアメリカサイトから
- BAマイルでJAL便を予約した場合のチェックイン等の流れ
- BAマイルの便利さ実感!伊丹⇆大分往復便を前日予約
- BAマイルなら誰でも乗れる
- まとめ
伊丹⇆羽田往復で9000マイル
まず、平成30年7月、ブリティッシュエアウェイズのマイル(BAマイル)を使ってJAL(国内線)に搭乗しました。
搭乗区間は伊丹⇆羽田ですが、この間の往復に必要なマイルはたったの9000マイル!!
いや、ほんと素晴らしいです。
BAマイルを使った予約はBAサイトで
BAマイルを使ってJALの国内線をするのはBAのサイトの「Aviosを使う」という項目から行います。
日本語にも対応しているので非常にやりやすいですね。
ANAやJALのマイルを使って特典航空券を発券するのと同じ流れです。
1点だけ注意点があります。
それは、BAマイルを使って特典航空券を発券する場合は、ANAやJALでの特典航空券予約と違って諸税等又は手数料(伊丹⇔羽田間で片道550円程でした。)がかかるということです。
座席指定はJALアメリカサイトから
搭乗の予約まではBAサイトで可能ですが、座席指定はJALのアメリカサイトから行う必要があります。
ここは少しわかりにくいですが、「JAL アメリカサイト」と検索をかければ出てきますし、通常のJALのサイトから国選択をアメリカにしてもOKです。
JALアメリカサイトの「予約確認」という項目から予約番号で検索していき、搭乗する便を選び、座席指定を行います。
なお、ここでいう予約番号は、BAで搭乗予約した際の予約番号と同じです。
ですので、BAで搭乗予約をした際に来るメール等は残しておきましょう。
そのメールさえあれば、JALのサイトでの座席指定から、当日のチェックインまで全て事足ります。
座席指定に料金はかかりませんでした。
なお、
- BA側での搭乗予約
- JAL側での座席指定
はすべてオンラインで可能です。
実際の発券は初めてだったのですが、多少もたつきながらも、無事に搭乗予約と座席指定を完了することができました。
BAマイルでJAL便を予約した場合のチェックイン等の流れ
さて、オンラインで搭乗の予約、座席指定まではしてあるものの、実際に飛行機に乗るまでには、
- チェックイン
- 手荷物預入
- 保安検査
- 搭乗
と段階があります。
BAマイルでJAL国内線に搭乗する場合の、搭乗日当日の流れを、実体験を元にメモにしておきます。
なお、Webでの事前チェックインや、空港についてからも、自動チェックイン機でのチェックインを試みたもののできなかったので、JALの有人カウンターへ並びます。
余談ですが、結構列をなしていたんですが、実は、少し時間を見誤って、かなりギリギリ(搭乗時間の30分前に空港に到着)で超絶焦っていました。
そして、周りのJALの係りの方に声をかけると、誰も並んでないJGCカウンターへの並びを許可してもらいました。ご迷惑おかけしてすいません。
さて、私はJALの平会員です。
上級会員っていいですね、こうしてチェックインも並ばずにできることを体感すると、心からそう思いました。
さて本題のチェックインです。
JGCカウンターでは、ブリティッシュエアウェイズで搭乗予約をした際に送られてくる【eレシートチケット】と題するメールを見せるだけで、すぐに発券してくれました。
【eレシートチケット】とは、BA側で予約が完了した際に送られてくる以下のような内容のメールです↓↓
eチケットレシート
hirakataoji様
予約番号: ●●●●●
ブリティッシュ・エアウェイズをご予約いただきありがとうございました。
航空券の種類: eチケット
これはeチケットレシートです。航空券情報は当社のシステムに保管されており、紙の航空券は必要ありません。
お支払いカードの所有者の方が旅行される場合は、予約したフライトのお支払いに使用されたカードを、照合のために必ず空港にご持参ください。
なお、上記メールには、支払いに使用したカードは必ず持参するように書かれていますが、JALカウンターでのチェックイン時を含めて、定時などは一切求められませんでした(ただ、メールに書いてあるので持参した方が無難です。)。
チェックインが完了し、搭乗券をもらいました。
JALの普通の搭乗券です。
チェックインさえ済ませてしまえば、私が、BAマイルを使って格安で利用してる奴ってことは分かることはありません。
保安検査を済ませ、無事に搭乗することができました。
JALの機内では、エコノミーでも、ブリティッシュからの予約でも、もちろん無料Wi-Fiが使えます。
こんな感じで、BAマイルを使って、しれっとJAL便に乗ってきました。
BAマイルの便利さ実感!伊丹⇆大分往復便を前日予約
突然、母から一本の電話が入りました。
『●●さん(親戚の人)が体調が悪いみたいや、明日から大分に行きたいんやけど、新幹線か飛行機を予約してくれんか』
と。
大阪から大分に行くには、新幹線だと、小倉あたりで特急に乗り換えたり、あるいは飛行機でも、もちろんそれなりに費用がかかります。
よし、BAマイルだ!!
とすぐに思いました。
この電話を受けた時は、私は旅行中だったんですが、BAマイルでの予約は慣れたものです。
前日予約もなんのその、旅先で、スマホから搭乗予約を入れ、そのまま座席指定までしました。
ANA国内線特典航空券なら、搭乗4日前までに予約する必要がありますが、BAなら空席さえあれば前日予約も可能です。
「明日飛行機に乗らないといけない」って場面は少なく、使用例は限定的かもしれません。
しかし、今回実際にそのような「急に飛行機」場面に遭遇したので、非常に使い勝手が良く、これはいいなと思いました。
なお、ANAの国内線特典航空券も、2018年10月28日搭乗分以降、前日予約が可能になります。
BAマイルなら誰でも乗れる
今回、母の分の特典航空券を発券しました。
BAマイルは、本家JALよりも特典航空券を発券できる対象者が広く、18歳以上なら誰でも使用できます。
この点、BAマイルを家族で共有して貯めるには、家族会員口座を作成する必要があります。
しかし、ただマイルを使うだけなら、私のアカウントから発券する際に、利用者の名前入力を実際に利用する人(今回の私の例で言うと「母」)にするだけで、誰でもBAマイルを利用して、特典航空券を利用することができます。
なんかゆるーーいですね。
とにかく、使い勝手がいいことに違いはありません。
まとめ
やはり便利ですね、BAマイル、保有していて損はないと思います。
そして、実際にBAマイルでJAL便に乗る際は、一応「決済に使ったカード」と、予約完了メール(eチケットレシート)を用意すればいいだけであることも分かりました。
あと、提示を求められることは稀らしいですが、本人確認書類(免許証等)があれば完璧ですね。
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