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ドナルド・トランプ米大統領は先日の一般教書演説の中で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談について、2月27日と28日にベトナムで開催することを明らかにした。
2回目の米朝会談がベトナムの首都ハノイで行われるようです。
タイムリーにも、私は少し前にベトナム・ハノイに行ってきました。
ハノイだけでも観光スポットは数多くあり、とても周りきれず、少し物足りないかもしれませんが、ハノイの雰囲気を少しだけでもお伝えできればと思います。
ハワイではありません、ハノイですよ( ;∀;)
- ベトナムの首都「ハノイ」ってどこある?
- 首都のターミナル駅「ハノイ駅」
- ベトナムの通貨や物価は?
- ハノイ市街の雰囲気を少しだけ
- ハノイの最寄りは「ノイバイ国際空港」
- ハノイ近辺の観光スポット
- ハノイでの食事は安い
- まとめ〜治安、公用語、通信手段とか〜
ベトナムの首都「ハノイ」ってどこある?
ハノイってどこにあるか知ってますか?
ベトナムの首都ハノイは、南北に細長いベトナムの北部に位置します。
大きな都市で言えば、ダナンは中部、ホーチミンは南部に位置します。
南北に1,700キロメートルほどあるベトナムの大都市間の移動は飛行機が効率的です。
首都のターミナル駅「ハノイ駅」
それもそのはず、鉄道だと、ハノイ⇨ホーチミン間は最短でも30時間ほどかかります。
でも、これはこれで、ベトナムの原風景を楽しむことができるため、旅行者に人気のようで、移動よりも観光がメイン、目的になる鉄道です。
これはそんなハノイ駅です↓↓
鉄道網はまだまだ発展途上ですから、首都のメイン駅でもこんなものです。
ハノイ駅は、ベトナムの首都であり人口650万人が暮らすハノイ市のドンダー区にある。1902年のフランス植民地時代に設立された、ルネッサンス様式の駅であったが、1972年にベトナム戦争による爆撃を受け破壊された[1]。現在では、爆撃を免れた駅両側の部分に当時の面影をしのぶことができる。根幹路線である南北線を始めとする4支線の列車が発着する、ターミナル駅である。
Wikipedia引用
世界の車窓から感が漂っていて、とても素敵に見えました。


ベトナムの通貨や物価は?
ところで、ベトナムの通貨「ドン」ですが、
約5000円=100万ドン
くらいのレートです。
50万ドンがベトナムの最大紙幣です。
そして、物価は基本的には、日本の3分の1程度です。
先ほどの屋台や路地のお店などでビールを頼むと大体20,000ドン(100円)程度。
タクシーも安く、初乗りは6,000ドン(30円)、滞在中、市内の移動は全てタクシーでしたが、支払いが全く気にならないほどの安さです。
そうなると、小さいお店(先ほどのサークルKなどでも)なんかで50万ドンを出したとき、凄く嫌な顔をされたり、購入を拒否されたりし、「日本とは違うなー。」と思ったりもしましたが、「いや日本でも駄菓子屋で1万円札出したらおばぁちゃん嫌な顔するか。」と思ったりもしました。
ベトナムでも、ホテルのフロントや大きなスーパーなどでは全く問題なかったんですがね。
物価の話に戻すと、観光客向けのお土産や空港の飲食店はなかなかのお値段でした。
まぁどこの国もそんなもんでしょう。
ハノイ市街の雰囲気を少しだけ
それでは次はハノイ市街の様子です。
情緒あふれる異国の地
近年観光地として整備が進むとはいえ、ベトナムの古き良き情緒が感じられるハノイの定番観光スポットが市街にはいくつもあります。
市街にはこういった路地の飲食店や露店がいたるところに存在し、観光客や地元住民が入り混じって楽しんでいます。
旅行者でも全く違和感なく溶け込めます。
写真からも、多国籍感が伝わると思います。
飲食店は路地だけでなく、こういった商業施設にもあります↓↓市街ではKFCなどのファーストフードもよく見かけした。
コンビニもありますよ、見かける馴染みあるコンビニはすべてサークルKです↓↓
整備されつつあるとはいえ、ハノイ市街には、普通にこういった好奇心をそそる建物?家?がたくさんあります↓↓
私はこれを見た瞬間、ふと千と千尋の神隠しが頭によぎりました。
近代的なビルも
基本的には歴史を感じる建物が多いですが、対照的に、こういった近代的なビルが存在感を放っていたりもします。
(ロッテセンターハノイは地下 5階で地上 65階に至る高さ 267m, 延べ面積 253,402㎡の超大型 · 超高層先端複合施設です↓↓)
オフィス、デパートなどの大型複合商業施設でした。
お土産も買えますし、なにより衛生的で安心できる場所でした。
交通量は凄まじい
さて、ハノイ市街を散策して思ったのは、主にバイクの交通量の凄まじいこと。
特に、朝夕の通勤ラッシュはもはや圧巻です。
これは名物とも言えます。
信号が少ないため、なんと、地元の人はこれを横断します。
モーゼでも割れないんじゃないかというところを地元民は割って横断します。
「付いて来い。」と言われ、私も何度かこのような場所を横断しました。
慣れれば意外と渡れるものでしたが、神経をすり減らすのは間違いありません。
地元の人に教えてもらいましたが、横断の攻略ポイントは「走らないこと」です。
手を広げてゆっくり渡れば、バイクは勝手に避けてくれるのです。
逆に、こっちが走るとバイク側からすると飛び出す形になるので避けきれない、そんな感じでした。
バイクのドライバーとの阿吽の呼吸で道路を渡るのです。
歩行者優先という文化はありません。
ハノイの最寄りは「ノイバイ国際空港」
そんなアトラクション感のあるハノイ市街から最寄りの空港はノイバイ国際空港です。
ハノイ都心部から北に約45km離れた場所に位置しており、概ねバスで約1時間といったところです(渋滞に巻き込まれると2時間かかることも…)。
空港までは高速道路が便利です。
ノイバイ国際空港は、ベトナム北部最大の空港で、ベトナム航空とベトジェットエア、ジェットスター・パシフィック航空などが就航しています。
地元だけあって、もちろんベトナム航空の機材をたくさん見ることができます。
この特徴的なベトナム航空のカラー、結構気に入りました。
ノイバイ国際空港を外からの1枚です↓↓
(一瞬、新大阪↑↑に見えませんか?笑)
すいません、空港内部に戻ります。
空港は、歴史的なハノイ市街の建物とは対照的に、近代的できれいです。
もちろん免税店もあります。
送迎ターミナル↓↓
ハノイ近辺の観光スポット
ここからは数多くあるハノイの観光スポットの少しだけを紹介します。
ハノイ旧市街
ハノイのホアンキエム湖はハノイ市街地の中心にあります。
その湖の北部に広がるエリアが、「旧市街」(ハノイ36通り)といい、かつてはタンロンの一大商業区として賑わっていた街です。
数多くの商店で現在も賑わっており、夜にはハノイ最大規模のナイトマーケットも開催されます。観光客としては、よく食べよく買い物ができる、そんなところです。
タンロン遺跡北側「正北門」
ハノイには、ベトナム人にとって聖なる地、歴代王朝の都が築かれたホーチミン廟があります。
そして、そこから徒歩圏内には、世界遺産にも登録されたタンロン遺跡があります・・・が、時間の都合上行けなかったのです。誠に残念。
ですので、バック門(正北門)と呼ばれる、タンロン遺跡の北側にある正門でお許し下さい。見たととおり他の城壁や門に比べても非常に重厚な作りになています。
門には2か所ほど、砲撃の跡が残っており、その歴史を感じます。
有名なホアンキエム湖
次は、観光スポットとして有名なホアンキエム湖です。
幅200メートル程度のそんなに大きな湖ではなく、これ!といったものはありませんが、ハノイ中心部にあり、ここを中心としてハノイは賑わっています。
ホアンキエム湖周辺は遊歩道にもなっていて、散歩コースとして、また体操の場として市民の憩いの場となっているようです。
写真↑↑は、ホアンキエム湖の中島にある「玉山祠(ぎょくさんじ)」と、そこに行くための「棲旭橋(せいきょくはし)」です。
夜はライトアップもされており、周辺の賑わいと相まって、非常に良い雰囲気です。
有名な水上人形劇場もこの付近にあります。
オペラハウス
ホアンキエム湖東側にあるオペラハウスです。
パリのオペラ座を模して建築されたそうで、オーケストラの公演もあります。
ハノイ大教会
こちらもホアンキエム湖周辺地区にあるハノイ大教会(セントジョセフ教会)
この近辺は、ハノイいちのおしゃれエリアでもあり、カフェや雑貨屋など様々なお店が立ち並んでいます。
夜の教会もまた雰囲気が変わってグッドでした。
お昼まであれば、内部にも入れます(入場無料)。
素敵なステンドグラスで彩られています。
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ハノイでの食事は安い
ハノイに限らず、ベトナムの代表的な国民的料理と言えばフォーですね。
これで、70,000ドン(約350円)
こちらは空心菜(クウシンサイ)のニンニク炒め↓です。
これで30,000ドン(150円)
これ、メガヒットで、ニンニクとのコラボが最強に美味しかったです。
私は知りませんでしたが、栄養価が高く非常に安価な「経済的野菜」として、ベトナム全土でよく食べられる代表する野菜らしいです。
確かにどこの露店に行ってもメニューとしてありましたので、毎回注文しました。
これは春巻きです。
ベトナムは春巻きも有名ですよね。
このごんぶと春巻きを甘みの効いたスープに付けて食べるらしいですが、これまたメガヒットでした。
熱々の太い春巻きをハサミで切ると、肉汁が溢れます。それをすかさず拾って、スープに付けて食べるんです。
ジューシーな春巻きと甘みあるスープのコラボは最強でした。
まとめ〜治安、公用語、通信手段とか〜
老朽化した建物が多く、舗装もままならないところもありますが、それでも、たくさんの人々で賑わいのある活気ある市街です。
少し歩けば、民家の隙間に敷かれたレール、その上で鳥をさばくおばぁちゃん。
ハノイでは異国の情緒あるれる風景をたくさん見ることができます。
ハノイの観光スポットを少しだけお伝えしましたが、ハノイ市街地だけでも、魅力あるスポットは山ほどあるようで、短期間の滞在ではきっと周りきれませんでした。
ところで、1番気になると治安ですが、ハノイ市街で、午前1時とか2時くらいまで飲んでいた時もありましたが、私は不安を感じることは一度もありませんでした。
親日国ということもあるためが、現地の方々はとても親切で、優しいです。
多少タクシーでぼったくられたりもしましたが、元々タクシーの料金設定は非常に安いので、そこはご愛嬌ということで。
また、言葉は、基本的にベトナム語です。
ですが、観光客も多いため、簡単な英語なら通じることが多かったです。
「教育を受けている人は英語も話せる」と現地の方から伺いました。
ちなみに私は英語が苦手で、中学生レベルですが、「OK」と「ジェスチャー」でも過ごすことができました。
ベトナム首都ハノイ、次の旅先にいかがでしょうか?
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