【本記事本文4644字】
これはもう時代の流れでしょうか。
キャッシュレス決済がどんどん普及しています。
これから利用できるものを含めて、その一部を列挙すると
- PayPay
- LINE Pay
- d払い
- au PAY
- 楽天ペイ
- メルペイ
- Apple Pay
- Origami Pay
- Amazon Pay
などなど、どんどん新規のキャッシュレス事業者が現れ、もう収拾がつかないカオスな状況にもなってきています。
新紙幣の発表もありましたが、東京五輪2020や大阪万博2025など、国際的なイベントを前に、よりキャッシュレス決済が普及することは間違いありません。
そんな煽りを受け、私は、スマホ決済をここ数ヶ月、日常生活の中で多く使ってきたので、スマホ決済によるキャッシュレス決済で感じたメリットデメリットなど生の声をお伝えできればと思います。
主に利用したのは「PAYPAY」と「LINE Pay」で、キャッシュレス決済の中でも、スマートフォンを使って決済します。(LINE Payの場合は、LINE Payカードというクレジットカードを発行すれば、スマホがなくてもそのカードでキャッシュレス決済することができますが、あいにく私はまだ発行していません。)
【目次】
- 我らが陸マイラーは断然キャッシュレス派
- 財布を出す手間がないのは大きなメリット
- ポイントカードもスマホのデジタル版を活用するとより便利
- 便利なスマホ決済!しかし急なログアウトにあたふたする場面もあり
- キャッシュレス決済で買えないものがあることに注意
- スマホ決済は電池残量が生命線
- キャッシュレス決済が使えると書いてるのに、いざレジで使えない問題
- 便利とはいえ、まだまだ普及していないキャッシュレス決済
- やっぱり現金払いのみのところも多い
- 災害大国日本、停電時はキャッシュレスが使えない?
- 【まとめ】スマホ決済は今後も使うか?!
- ミニマリストを目指す第一歩
我らが陸マイラーは断然キャッシュレス派
世の中には、クレジットカード派、現金派とそれぞれいると思いますが、私は、陸マイラー活動をするようになって断然クレジットカード派となりました。
陸マイラーは、クレジットカードの決済でもらえるポイントだけではなく、ポイントサイトなどを活用して、地上にいながらマイルを貯める活動をする人を指します。
そんなクレジットカードによる決済も、キャッシュレス決済の1つです。
そんな陸マイラーの方にもオススメなのがスマホ決済です。
カバンに入れてる財布の中に大事にしまっているクレジットカードよりも、すぐに取り出せる状態にしているスマホ決済の方が利便性が高いのは言うまでもありません。
財布を出す手間がないのは大きなメリット
スマホ決済を使ってみたメリットの1つに挙げたいのが、「財布をカバンから取り出す必要がない」という点です。
女性はカバンにスマホを入れている方も多いかもしれませんが、男性は、上着やズボンのポケットに入れて、スマホがいつでもすぐに取り出せる状況の方も多いのではないでしょうか。
となると、財布を取り出して、クレジットカードをあれやこれやと探す手間や、小銭をジャラジャラ探す手間のないのスマホ決済は非常に快適なものでした。
ポイントカードもスマホのデジタル版を活用するとより便利
ファミリーマートでTポイントカードを、マクドナルドでdポイントカードを、くら寿司で楽天ポイントカードを、昭和石油(シェル)でPontaカードを、とポイントカードも乱立の状態です。
そんな各ポイントカードは、スマホでデジタル版のカードが作成可能なものも多くなりました。
スマホ決済を進めるうえで、決済はスマホで行うのに、ポイントカードを出すのにカバンから財布を取り出し、ポイントカードの現物を出しているようでは、本来のスマホ決済のメリットは享受できません。
ここは、可能な限り、スマホ版のポイントカードに移行していく必要性を感じました。
なお、PayPayでは、アプリ内で登録すればTポイントカードと連携させることで、モバイルTカードが利用できるようになります。
ただし、店舗によっては、モバイル版のポイントカードに対応していない場合(現物のカードを通す方式のレジ等)も多々ありますので、注意が必要です。
モバイルポイントカードとそれに対応したレジシステムの普及が進むことを願います。
便利なスマホ決済!しかし急なログアウトにあたふたする場面もあり
ファミリマートでスマホ決済の「PayPay」を利用しようとした時、「PayPay」アプリを開いたらログアウト状態になっていたことがありました。
この原因は、私のiPhoneがファミマの「Wi-Fi」を自動で拾って通信していたため、「PayPay」アプリのログイン状態が自動切断されたために起こりました。
レジで急にこの事態になると、あたふたし、すぐに対応するのは難しいと思います。
普段、よくログインをするようなアプリだと、すぐにIDやパスワードを入れて再ログインをすれば事なきを得ます。
つまりウェブ社会に慣れている人なら修正が可能かもしれませんが、特に若い世代に設定だけしてもらっているような私の母親では、きっとその事態に対応できず、結局現金払いをすることになるでしょう。
キャッシュレス決済で買えないものがあることに注意
「PayPay」や「LINEPay」などのスマホ決済では利用できない商品があります。
ご存知の方も多いはずですが、それは、ギフトカードや切手等のいわゆる金券類です。
しかし、実際どうでしょうか?
キャッシュレス決済を促進させるなら、スマホ決済で買うことができない商品の存在は必ずネックになります。
コンビニで切手を買うことだってあるでしょうし、そうなると、やはり現金は手放せないという結果になり、現金を一切持たない完全キャッシュレス化の生活をするにはまだまだ不十分という印象を受けました。
なお、キャッシュレス決済で金券類の商品を買うことができない理由の1つに、利幅の少ない金券類をキャッシュレス決済可能にすると、お店側は、キャッシュレス決済事業者に支払う決済手数料を支払うと損をするからという点もあります。
またクレジットカードの現金化問題のように法律の壁もあるのかもしれません。
スマホ決済は電池残量が生命線
楽天Edyなどのカード型の電子マネーならいざ知らず、スマホ決済となると、スマホの電池残量は死活問題です。
基本的にはフル充電の状態で外にでますが、充電忘れや、カーナビ代わりにGoogleマップの位置情報の多用などで電池残量が危うい日があることも事実です。
じゃあモバイルバッテリーを持ち歩けばいいんでしょうが、キャッシュレス決済によってよりミニマリストを目指したい気持ちもある私にとっては、どこか本末転倒な気もしますね。
ということで、スマホ決済をする上で「スマホの電池残量を気にしないといけない」という点は、デメリットの1つになると思います。
キャッシュレス決済が使えると書いてるのに、いざレジで使えない問題
あと、困ったのが、「●●Pay対応」とキャッシュレス決済が対応可能である旨を店頭に大々的に表記しているのに、いざレジで会計をしようとしたら、機器の不調等で現金払いしかできないことがありました。
沖縄なら17連敗を止められるかもと思い、必死でpaypayガチャできるステーキ屋を見つけ
— 枚方王子@SFC修行中8056PP【次は石垣】 (@tO3oy3c7G6WdjTL) 2019年2月28日
レジでガチャ回そうとするも、おじぃちゃん店員がレジのpaypay決済がわからないらしく
あれこれ自分も一緒に設定を試みるも、結局現金払いw
敗者にはガチャ回すチャンスすら与えられない😰#paypay #sfc修行
このツイートに関する記事はこちら↓↓
これは、スマホ決済を利用する人からすると、お店側の悪意はなくとも、はなから現金決済のみを掲げているお店よりたちが悪いです。
このような場合は、入店時等にその旨伝達してうか、キャッシュレス対応不可と表記してもらわないと安心してお店にも入れません。
便利とはいえ、まだまだ普及していないキャッシュレス決済
ところで、ツイッター等のネット界隈のつぶやきはバーチャル世界の出来事なのか思うほど、驚くほどに街中でPayPayやLINE Pay含めたスマホ決済をしている人って意外と自分以外にいないものです(私の体感です・・・昨年12月のPayPayの100億円キャンペーン時のビックカメラにはたくさんPayPay族はいました。)。
キャッシュレス決済の普及の妨げとなっているのが、冒頭でも挙げた乱立する決済事業者の数の多さです。
キャッシュレス決済の手段が増えることは嬉しいことですが、反面、種類が増えすぎ、お店側が全く付いてこれていません。
1つのレジ端末で複数の決済事業者の各「●●Pay」に対応できるようなキャッシュレス決済のプラットフォームの普及は急務と言えるでしょう。
やっぱり現金払いのみのところも多い
まだまだ現金払いのみにしか対応していないお店は多くあります。
お店としては、キャッシュレス決済に対応することで顧客の拡大につながる一方、キャッシュレス決済事業者に決済手数料を支払うと必要があったり、レジなどをキャッシュレス決済に対応されるために設備面で費用が必要だったり、決算が煩雑になったりと、お店側がキャッシュレス決済に対応することのデメリットも色々あります。
そんなわけで、使えるお店はかなり増えている一方、現金払いのみのお店もまだまだ数多くあり、日本でのキャッシュレス決済は、まだまだ発展途上のように思います。
災害大国日本、停電時はキャッシュレスが使えない?
キャッシュレス決済を不安視する声の中に、災害時もキャッシュレス決済は利用可能か?という点があります。
確かに、災害時に電気が止まってしまった場合は、レジの機能が使えず、キャッシュレス決済は使えないでしょう。
そもそも停電時にお店が開いてるのか?という点は割愛します。
特に日本は、キャッシュレス決済の文化が進んでいる海外と違って、地震や台風など、災害の多い国です。
この問題点をクリアすることで、日本独自のキャッシュレス決済文化が生まれるかもしれませんね。
【まとめ】スマホ決済は今後も使うか?!
長々と書きましたが、結論的には、スマホ決済は今後も利用するつもりです。
その一番の理由は、初期設定や、チャージなどの条件をクリアしておけば、非常にスマートな決済が可能だからです。
スマホ決済をメインで使うと、財布から現金1万円を取り出し、千円札を面前で数えてお釣りをもらい、小銭をしまうのとても退屈で面倒に思えてきます。
ということで、日常生活の小さな買い物は、その利便性からスマホ決済、大きな買い物はクレジットカードというライフスタイルになると思います。
ミニマリストを目指す第一歩
ということでマネークリップを買ってみました!!笑
キャッシュレス決済とミニマリスト、なかなか良い相性ではないでしょうか。
もともと私は非常に大きな長財布を愛用していましたが、スマホと数枚のクレジットカードがあれば十分です。
基本的に現金は持ちません。
陸マイラーとしてだけではなく、旅行が大好きな方へオススメのクレジットカード↓↓
キャッシュレス決済がより快適にできるような環境になることを願うばかりです。
応援お願い致します↓
ツイッターもやってます↓↓