【本記事本文3672字】
外食モニターでちょっとミスっちゃいました。
これまで散々やらかしてますが。
今回のミスはなんだったでしょうか。
レシートのもらい忘れ?
子連れ同伴禁止違反?
決済方法の間違い?
辱めを受けるため自分を戒めるために筆を執ります。
外食モニターとは・・・
ポイントサイトで申込可能なモニターのことです。
外食をして、アンケート等の提出をすることで、飲食代金の一部がポイントとして還元される仕組みです。
外食モニターについては、下記記事で詳細を述べていますので、興味ある方は是非ご覧ください↓↓ 数々の失敗談もここ↓↓に記していますよ( ;∀;)
【外食モニター失敗談】
師走の某日、大阪市内に私はいた。
この時、私は気分が少し高揚していた。
なぜなら、旧友と約10年振りに会う予定になっていたからだ…
いや、それは嘘だ。
本当は、外食モニターしたいと思って狙っていたお店が、直前で見るとモニター枠に空きが出ていたからだ。
無論、申込みをし、当選したのだ。
むしろ10年振りに会う旧友は少しKYなところがある男で、学生の頃はそれも楽しかったが、社会人になるとその印象は変わる。
今回の再開に至るまでも、日程面で散々振り回され、私は気乗りしていなかった。
そんな事情で、今回の旧友との食事は、モニターの経験値を積むことが至上命題となっていた。
言ってしまえば、旧友と会うことなんてどうでもいいとすら思っていた。
とはいえ、せっかく会うのだから、楽しまなくては意味がない。
そんな気持ちでアフター5を迎えた。
「19時に現地集合」ということだったが、旧友はKYらしからぬ想定外に定刻にお店に到着したと連絡が入った。
私は10分程遅れそうだったので、モニター案件の詳細を知らない旧友が勝手にコース料理などを注文していないことを祈りつつ、私は足早に店に向かう。
案の定、旧友は、先にドリンクやツマミを注文していたが、モニター的には全く問題ない。
今回は、モニター案件は、指定料理(モニターとして頼まなければいけない料理)はあるものの、ノーフォトでOKなイージー案件。
気乗りしないところがあったとはいえ、仕事終わりの一杯はたまらない。
そして、久々の再開に場も盛り上がる。
ただしかし、そんな中でも私は冷静であった。
アルコールが入ってモニターへの意識が薄くなる前に、さっそく指定料理を注文しよう思ったのだ。
ちょうど近くを通りかかった大学生くらいの男性の店員に
「エビとアボカドのタルタル前菜6種盛(仮名)をお願いします。」
と伝える。
すると店員は、少し不思議な顔をしながら、申し訳なさそうに、
「はーっ、はーっ、もう一度お願いします。」と言う。
ピーク時の店内を駆け回っていた体の大きな大学生くらいの男性の店員が息を切らしているのは当然で、それを私が急に呼び止めた形だった。
なるほど、私の活舌の悪さと辺りの喧騒が相まって聞こえずらかったようで、私は再度
「エビとアボカドのタルタル前菜6種盛(仮名)をお願いします。」
と言った。
それに対し、その店員は、再び不思議そうな顔をしてこう言った。
「申し訳ありませんが、はーっ、ありません。はーっ。」
モニター中に、注文必須の指定料理をオーダーして、店員から
「ありません。」
と言われれば普通はギョッとすると思う。
しかし、私は驚かない。
なぜなら、モニターを数多くこなした私からすれば、このパターンはすでに経験済みだからだ。
このパターンは大きく分けて2つの原因が考えられる。それは
- お店のメニュー変更により指定料理がなくなってしまったパターン
- ただ、単にその指定料理が売り切れてしまったパターン
だ。
そして、上記どちらのパターンでも、モニター終了後のアンケートの特記事項欄等にその旨を記載すれば承認される可能性が高い。
通常、指定料理を注文していない状態でアンケートやレシートをモニター事務局に提出しても、当然、モニターは承認されないが、モニターする側にとって不可抗力の事態は話が別だ。
モニターは不可能を強いるものではないのだ。
いずれにしろ、現状の問題点はどちらのパターンなのか確認する必要はある。
息を切らしている彼(店員)には悪いが、原因をゆっくり紐解いていくために、私は彼に、
「エビとアボカドのタルタル前菜6種盛(仮名)がないってどういう意味ですか?」
と言おうと思ったその瞬間、ほんのコンマの差で、店員が
「エビとアボカドのタルタル前菜4種盛(仮名)なら準備できます。」
と言った。
この時点で、確定した。
モニター料理は売り切れで、「2種類減らしたエビとアボカドのタルタル前菜4種盛(仮名)なら用意できる」ということが。
しかし、一応私は、「エビとアボカドのタルタル前菜6種盛(仮名)にはなりませんか?」と言った。
「なにこいつエビとアボカドのタルタル前菜6種盛(仮名)にこだわってんだ。」と思っているだろう旧友は放置だ。
しかし、店員は、それはないと言う。
なるほど、「売り切れなら仕方がない。アンケートにはその旨記載しよう。それに、6種盛はなくとも、4種盛は注文したのだから、より強気でいれる。」私はそう思った。
そして、しばらく旧友と談笑して楽しい時間を過ごした。
途中、トイレチェックに行ったり、店員の名前チェックをしたりするなど、モニターとしての動きもきっちりこなした。
名札がパタパタのようなものでつるし上げれていて名前が見えずらい店員もいる中、必死で名前を探したりもした。
入店から約3時間後、旧友との交流も、モニターも、ともに完璧にこなした私は、一人帰り道、酔いを醒ますため、淀屋橋で中之島のイルミネーションを見ながら小休憩をした。
中之島のライトアップを見ながら、ふと「レシートは??」と一瞬背筋が凍った。
が、レシートはちゃんと財布に収めていた。
それなりに飲酒した影響からか、レシートをもらった記憶はないが、このあたりは本能的にやっているようだ。
モニターをこれまでやり込んでいる甲斐があった。
特に、酒が入るとレシートのもらい忘れはよくあることだから肝を冷やした。
よし、完璧だ。
あとはアンケートに答えてモニター完了。
これだけで飲食代の40%(還元率は店舗により異なる)が還元されるのだからモニターはやめられない。
とは言え、アンケートはなかなかボリューミーなので、私は、帰りの電車などで、文章を打たなくていい、選択式の問い程度は入力するようにしている。
この日も、同じように行動した。
アンケートページを開き、埋められるところを埋めていこうとしたとき、このモニターの根幹を揺さぶる事態に私は気づいてしまった。
「お店が違う!!!
冷静にもう一度言いなおそう。
そう、店舗違いだ。
こんなことがあるだろうか。
冒頭でモニター経験値が高いとか言っておきながら、当の筆者はモニター店舗と別のお店でモニターをしているのだ。
例えるなら、同じチェーン店での店舗間違い、白木屋西梅田店に行くべきところ、東梅田店に行っていたのだ。
今回、私が行った店は、白木屋のような大型チェーンでもなく、後から分かったが、メニューも店舗によって少し違っていた。
なにがエビとアボカドのタルタル前菜6種盛だ。
あるわけない、違うお店なんだから。
モニター最中に、注文ノルマのある指定料理を注文して店員から
「ない。」
と言われれば普通はギョッとすると思う。
しかし、私は驚かない。
なぜなら、モニターを数多くこなした私からすれば、このパターンはすでに経験済みだからだ。
このパターンは大きく分けて2つの原因が考えられる。
- お店のメニュー変更によりモニター料理がなくなってしまったパターン
- ただ、単にそのメニューが売り切れてしまったパターン
~本記事引用~
「驚けよ、違う店なんだから。」
偉そうにパターン化してまで分析している姿や、ないメニューを必死で注文していた姿がもはや滑稽に思える。
KYなのは旧友ではない、私の方だった。
それに気づかされた週末。
ある意味、非常に大きな収穫だったと思う。
モニターの奥深さを学ぶモニター生活はまだまだ続く。
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